19年度一般会計決算委員会を終えて

 19年度一般会計決算委員会が106日、7日の両日に開催されました。一般質問では20分という限られた時間内での質問しかできませんが、委員会では時間制限もなく比較的伸び伸びできます。
 多くの皆さまからいただいたご意見を、本決算委員会で取り上げ議論させていただきました。この場をお借りしてお礼申し上げます。

決算委員会における質疑の要旨

以下、私の質問()と市の答弁()の要旨です。

1.信号機の増設について

○市内70箇所の信号設置要望がでているが、毎年一機ペースでしか設置されていない。一方、交通の流れの変化から廃止すべき信号機もある。道内では、19年度12機、20年度も12機の信号移設している。スクラップ&ビルドで信号の移設を公安委員会と調整すべき。
●廃止した場合の移設先が同じ行政区域になると限らないが、工夫をして公安委員会にお願いしていきたい。

2.港管理組合について

○港管理組合の施設が、なまこやウニを採っているグループに無断で使用されている実態があると聞いた。実態を聞き取り調査して、管理組合にしっかり管理するよう市として求めるべきだ。
●事実関係を含め、港管理組合に対処を求めたい。
○外貿コンテナの東港移転に伴う入船埠頭の活用で、ガントリークレーンをはじめとするコンテナ機能は入船に残すべき。
●その様に考えている。
○漁具被害に対応するための基金で運用している「ノルウェー地方金融公社」の債権の時価が3,200万円目減りしている。このことをどう認識しているのか。
●平成16年から運用している債権である。トリプルA、高利率、30年満期で元本が保証されていると聞いている。

3.災害時対策について

○災害時要援護者支援名簿作成の進捗状況。手上げ方式で漏れがあると思うので、福祉部門と連携してフォローアップするべき。
19年は西部地区5地区で取組んで57件の名簿が作成されている。本年は10地区で平成24年まで全地区の名簿をつくりたい。フォローアップの件は福祉部門と協議したい。

4.敬老会について

○敬老祝賀会の出席率が落ちていると思うがここ数年の推移は。
17年は47.5%18年は44.8%19年は36.9%で年々参加率が落ちてきている。
○財政健全化に基き、18年から3年間で対象年齢を1才づつ引上げているが、本年度でそれがストップする。来年度以降はどの様に考えているのか。
19年にアンケート調査をやっており、この中味をよく精査して検討したい。
○他都市と比べて突出している補助金と敬老の日のあり方を根本的に見直すべき。
●町内会連合会、老人クラブ連合会などの関係者のご意見を聞いたり、他都市の状況もよく調査して行きたい。

5.社協の居宅介護事業について

○先の質問で、市からの繰入金が2,600万もありながら、385万の赤字が出ていることが判明した。収支の中味はどの様になっているのか。
(大項目での収入と支出の報告がされる。スペースの都合で省略しますが、事業収入よりも人件費が上回っていることが判明しました。)
○家賃も払っていない、税金も払っていない社協の居宅介護事業が赤字なのは、民間と比べ人件費、ヘルパーの受け持ち人数、デスクワークの職員が多いなどの理由が考えられるが認識は。
●ヘルパーの平均年収は460万円。受け持ち人数については算定が難しい。
○社協から求められるままに交付金を出すのではなく、中味をよく分析して交付金の見直しを図るべき。(要望)

6.ごみ減量とリサイクルについて

19年に全市的に取組んだ「ゼロごみ大作戦」の成果と今後についてはどう考えているか。
●市民意識の変化に手応えを感じでいるが、一方でリサイクル率に期待通りの成果が出なかった。来年度、環境をメインとした「ゼロごみ大作戦の第2ステージ」を検討している。
○当市のリサイクル率は11.5%で全道平均18.6%を大きく下回っているが、この原因と認識は。
●廃プラをはじめとするリサイクル品目の拡大や市民意識の啓発に更なる努力をしていく。
○生ごみ堆肥化容器の普及拡大とノーレジ袋の取り組み成果は。
●生ごみ堆肥化容器は前年の67個から209個に大幅に伸びた。ノーレジ袋は14%から8590%に飛躍的に伸びた。
○回収したペットボトルやアルミ・スチール缶は売却して市の収入になっている。このことも広く市民にPRし、更なる協力を求めるべきだ。
●缶類で2,200万円、ペットボトルで1,300万円の収入があった。今後、市民周知に努めてまいりたい。
○市長はごみ有料化は任期中にはしないと公約しているが、有料化とリサイクル率の関係、更には19年度の当市のリサイクル率の実績から、率直に有料化に対してどう思っているのか。
●有料化はしないという市民との約束がある。その条件を外して言えば、有料化はごみ問題やリサイクル率の向上に有効な手段。将来考えなければならないテーマである。

7.職員給与について

18年の特殊勤務手当は28,600万円だったのに対し19年は36,500万円の7,900万円増だった。この原因と分析は。
●増額のほとんどは、市立病院の医師、看護士の確保のための手当であり、病院を維持するための必要な手当である。
○昨年の決算委員会で取り上げた、特殊勤務手当の19年度の見直し項目と効果額について示していただきたい。
●会計検査院から2重手当と指摘を受けたものはすべて廃止した。国家公務員にない手当と指摘されたものは、地域・特殊事情で残さなければならないものもあり検討中である。
○再任用職員の給与見直は早急にやるべきだが現在の状況は。
●老人ホーム、市バスの労使交渉に忙殺されており、交渉に入る条件が整っていない。これらに一定の目処をたてて交渉に入りたい。
○再任用職員は49名いるが、そのほとんどは、隔日・隔月勤務である。臨時職員は月に20日間未満の勤務日数であれば交通費が日割りになるが、再任用の月の出勤日数が平均10.8日なのに全額支給されている。整合性が取れていないので見直すべき。
●国家公務員の給与法に準拠して支給している。しかし、市が独自でできるかどうか検討させていただきたい。